北海道教職員組合の方から以下の報告を送っていただきました。
東京地裁での「日の丸・君が代」強制は違憲違法との難波判決に続く、処分違法の勝利決定です。補選の結果など、厳しい流れもありますが、一方ではこうやって闘いの連鎖も生まれています。一人ひとりが動き出せば、可能性を切りひらくことができる局面でもあるのです。ますます頑張りたいですね。
私たち北教組は、2001年から北海道人事委員会において「日の丸・君が代」処分取り消し事案の審理闘争を続けてきました。
本件は、2001年3月の卒業式において、組合員がカセットテープによる 「君が代」の演奏が始まった直後、CDカセットを持ち去りながらスイッチを切り、「君が代」の演奏を妨害し、卒業式の円滑な遂行を妨げたとして道教委により地公法第29条第1項第1号および第2号(職務義務違反)にもとづく戒告処分を受けたことを不服として、その取り消しを求めて北海道人事委員会においてたたかってきたものです。
6年間にもおよぶ審理闘争の結果、本日(10月23日)、10月20日付けで出された裁決内容が明らかになりました。結果は、「処分取り消し」の勝利裁決です。今後の相手側の出方もあり、予断を許さない状況が続きますが、とりあえず、一区切りができたということで、学者証人を含め、これまで本件に対してご支援・ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。
あくまでも一地方の人事委員会での裁決ではありますが、9・21東京地裁判決とともに現在の反動的潮流の中にあって、私たちの主張が正しいことが改めて認められました。昨日の補選の結果やそれを受けての某自民党議員の許しがたい暴言が報道されるなど、状況はきわめて厳しいですが、「だからどうした!」というハイな気分になりました。「教育基本法の改悪は絶対許さない!」という気持ちも新たに、全国のみなさんとともに本日からのたたかいに強気で臨んでいきたいと思います。
当面、全国連絡会の本日の院内集会と明日の国会前集会のご成功をお祈り申し上げます。
とりいそぎ、ご報告まで。
卒業式での勇気ある行動に拍手!
自分の判断でなくいわれたことを
してるだけの先生が多すぎる!
生徒には、自主的に自分で考えてとか
いってるのに・・・
教育基本法改悪反対!頑張りましょう!