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2006年11月09日

名古屋地方公聴会行動の報告

 あんころチームのいしだです。名古屋地方公聴会行動に参加し、名古屋テレビのインタビューも受けた名古屋在住の下川潔さん(大学教員)から、さっそく報告を送っていただきました。写真は、下川さんご本人です。

■名古屋地方公聴会と私たちの抗議行動

s-061108nagoya.jpg 今日(11月8日)は名古屋地方公聴会の日。天気は快晴。二日前くらいまで、少し不安だった。平日の午後1時から開催される公聴会にあわせて抗議行動を起こすことのできるような人は、そんなに多くはないのではないか、開催予定が知らされたのもごく最近だから人が集まらないかもしれない、などという不安があった。無所属で運動歴の浅い私には、どれくらいの人が集まるか皆目見当がつかなかった。しかし、そんなことを言っている余裕はない。とにかく知り合いに呼びかけ、前々日の夜には、新聞社数社、名古屋テレビや中京テレビに対して教育基本法改悪に反対する私たちの行動を取材するようにという依頼をファックスで送った。かりに人があまり集まらなかったとしても、取材依頼を送っておくことは重要だと思った。市民が意見を述べる機会もないような「公聴会」のみを取材して、他方で抗議行動は取材しない、などという誤りを犯してもらっては困るからである。

 さて、フタをあけてみると、不安は消えた。名古屋地区で以前から継続的に反戦平和運動を行ってきた人たちを中心にして、実に多くの人たちが各方面から集まってきてくれた。名古屋三越前の栄小公園に集まり、公聴会会場である名古屋国際ホテルに移動する頃には、もう数十人の人がいた。皆、何とかして、国家による教育統制と戦争準備を阻止したいと願って、やってきた。名古屋市内はもとより、岐阜、兵庫、関西からも人が集まってきた。公安の刑事さんは、ホテル前の歩道を歩く私たちに向かって、これはデモではないですから、三々五々歩くんですよ、いいですか三々五々ですよ、と念を押していた。ところが、しばらくすると、私たちの背後にある車道には、全学連の旗を立ててゆっくり整然と行進する20人くらいの学生デモ隊が現れた(昔はこういう学生の姿をよく見かけたものだ)。こちらも自然発生的にシュプレヒコールで彼らに応答した。マイクを通じて、「教育基本法改悪反対!」の声が大きくホテル周辺に響き渡った。タクシーの運転手さんも、仕事中の人も、通行人も、ホテルの人も、皆注目した。今日の抗議行動では、最終的に、公聴会会場付近と周囲の公園に、総勢100人近い人たちが集まった。参加者としては、盛り上がりを感じることのできた抗議行動であった。
 ホテル内の一室ではやがて公聴会が始まり、保坂展人議員が質問に立ち、高橋哲哉教授が意見陳述をおこなったはずである。公聴会内部のことは分からないが、公聴会開始前後に、私たちが外で何をしたかを具体的に述べておきたい。第一に、公聴会会場のホテルの1階ロビーの片隅で、全部で10のグループないし個人が要望書を読み上げ、それを衆議院公聴会担当の事務職員と思われる中曽根氏に手渡した。皆、教育基本法改悪をやめること、そして公聴会開催を口実にして採決を強行しないことを要請した。全員が要望書を読み上げて手渡したため、50分近くかかった。要望書を提出したのは、「教育基本法改悪をとめよう!愛知連絡会」(特別委員会委員長・衆議院議長・内閣・理大臣宛の要望書と、公聴会に参加した国会議員宛の要請書を提出した)、「教育基本法改悪をとめよう!岐阜連絡会」、「同 兵庫連絡会」、「とめよう戦争への道!百万人署名 愛知連絡会」、「同 関西連絡会」、「部落解放同盟 全国連絡会」、「教育基本法の改悪を許さない全関西集会実行委員会」、「岐阜県教職員組合」、関西からの二人の学生さん、傍聴券をもっていた一人の女性であった。
 第二に、反対の意志表示を公道でおこない、街を歩く人たちにマイクで語りかけたり、チラシを配布したり、署名を求めたりした。いわゆる街宣活動をやったわけである。一方で、街でのチラシは何も受け取らないことにしている人たちがいた。しかし、他方で、現在の異常な社会状況や教育基本法について静かに語ると、やはりそれに耳を傾けて、実は私も変だと思っている、というようなそぶり見せる人たちもいた。第三に、私はなるべく新聞記者の人たちやテレビ局の人たちに語りかけ、教育基本法「改正」案の危険性についてきちんと報道するように依頼した。名古屋テレビは、私にしっかりとインタビューをしてくれた。そして、夕方6時過ぎの名古屋のニュース番組で、数分間、今日の抗議行動を好意的に取り上げてくれた。名古屋テレビの方々に感謝したい。
 最後に、今回の抗議行動に参加してくれた皆さん、お疲れさまでした。全国の皆さん、名古屋の抗議行動は成功しました。しかし、まだまだ厳しい戦いが続きます。互いに連帯し、協力して、教育基本法改悪法案を葬り去ろうではありませんか。三宅晶子さんの「自由の平野」が見えるまで、力強く進み続けましょう。  (下川 潔)
posted by あんころ at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全国各地から
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