今日は、中央公聴会でした。
私たちの呼びかけ人である大内裕和さんが公述人として出席・発言しました。公述人は以下の5名でした。
・慶応義塾長 安西祐一郎さん
・日本発達障害ネットワーク代表/全国LD親の会会長 山岡 修さん
・独立行政法人大学評価・学位授与機構長/中央教育審議会副会長/東京都教育委員会委員長 木村 孟さん
・松山大学人文学部助教授 大内裕和さん
・埼玉大学生 浅野大志さん
このうち、最初の3名は「改正」に賛成という立場からの発言でした。ただ、3名とも、日本の教育の問題として、教育予算があまりにも少なすぎることだと言っていました。だったらなんで教育基本法を変えないといけないんでしょう・・・変えないほうがいいと思うのですが・・・。
4番目に登場した大内さんは、現在政府がすすめようとしている教育基本法の「改正」は、いま問題になっている格差社会をさらに拡大・固定化するということをズバリ指摘。いつもの大内節が国会でも光っていました

大内さんの具体例をあげての説明に、誰も全く反論できませんでした。
最後は公募で選ばれた埼玉大学の学生さん。教育学部で、教員をめざしているそうです。彼の発言はホントすばらしくて、「改正」に賛成とか反対とかいう以前に、教育学部の学生ですらこの問題をよく知らない、とても国民的議論が起こっているとはいえないし合意ができているとも思えない。また、自分は教育実習で「公民」の授業をした際、国会の公聴会の役割を、国民から意見をきいて、それをふまえてさらに議論を深めるためのものだと生徒に教えた。この国会で、公聴会が終わって、意見をきいてもそれについて話し合いを深めることなくすぐに採決されてしまうのだとしたら、自分が教えたこともうそになってしまう。そんなことはないようにお願いしたい、ということもハッキリのべていました。堂々としていてカッコよかったし、話も具体的で、自民党議員の人までうんうんと頷く場面がありました。
とにかく公聴会の中身は「改正」案のおかしさ(しかもこれまで出ていない論点)が次々と出る、有意義なものでした。この公聴会をぜひ国会審議に生かしてほしいです。採決を前提とするのではなくて、この問題点に、きちんと応えてほしいと思います。
ところで・・・
ホントにあきれたのですが、公聴会では議員の居眠りが目立ちました。
ちょっとそこまで舟こがないでよ


以上、とりいそぎ公聴会レポートでした。傍聴された方からの補足などありましたら、お願いします。
なかま(52号)機関紙2006年12月12日
京都生協のパート見習い、アルバイト見習い、アルバイトなどの働く仲間の会
京都―滋賀地域合同労働組合(郵便為替口座番号01000―8−43014
連絡先=伏見東郵便局私書箱26号keizirou.hushimi@hotmail.co.jp)
1,
15人ほどの仲間が、集まった。私たちも参加した。伊吹事務所は、伊吹が文部科学大臣になったというのに、全く伊吹の事務所とは分からないようにしてある。完全に、労働者市民の非難から逃れることを目的にしている。だが、私たちは、伊吹の逃げを許さず、四条通のど真ん中に、伊吹事務所をひきずり出した。そうして「ここが伊吹事務所だ。「国の戦争のために命を投げ出せ!」「格差・イジメを拡大する!」と言う伊吹の事務所だと指さされて、ついには労働者市民の怒りの的となったのである。
2,教育基本法改悪反対の横断幕、戦争反対の展示物などなどが、大きく展示され、京都随一の四条通を、占拠した。道行く人々はみんな見ていた。そうして、ビラを受け取り、訴えに耳を傾けた。そうして伊吹への怒りを新たにしたのであった。
3,
やはり、伊吹事務所への抗議行動は、大きな意味を持った。東京国会前では、このような伊吹事務所抗議の話が、座り込みみながらの集会で紹介され、万雷の喝采で、迎えられたという。まさに、伊吹事務所への抗議行動は、国会前で、頑張っている人々をしっかりと励ましているものになっている。やはり、これからも、伊吹事務所抗議行動をしっかりとしていこうと思った。また、通る人も、「がんばって」「ご苦労様」などと言ってビラを受けとる人も多かった。」と。
4,
明日も明後日も、伊吹事務所抗議行動を闘おう!国会前でも、京都の伊吹抗議!行動に期待している。しっかりと連絡が入っている。是非、伊吹事務所前を、連日、国会の座り込み状況にしよう。そうして必ず、教育基本法改悪を阻止しよう。
ヤラセタウンミーティング=ウソで人々をたぶらかす為に無茶苦茶に血税を使う!許さん!返せ税金!やめろ安倍・伊吹!教育基本法改悪反対!
*タウンミーティングに参加する大臣を空港(または駅)でお出迎えをし、車寄せで待っているハイヤーまでご案内をすると15000円。
*会場でハイヤーで到着した大臣をお迎えしてエレベーターまで案内すると40000円。
*大臣が降りたエレベーターから控え室まで案内すると15000円。
*さらに、大臣がエレベーターを待たないようにボタンを押す係には5000円。
*そうした経費を認めたうえで開催されたタウンミーティングの費用は一回平均900万円。
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アルバイトの賃金は、郵便局年末年始アルバイト内務は、1時間770円、高校生は更に安く、686円だ!にもかかわらず、安倍は、「会場でハイヤーで到着した大臣をお迎えしてエレベーターまで案内すると40000円。」だと言う。ふざけるな!首相安倍を文部科学大臣伊吹を直ぐやめさせよう!うそをつき、ヤラセのタウンミーティングをし、世論のでっち上げをするなど許せない。また、税金ばらまきも絶対に許せない。
新聞報道によると、民主党は「総括質疑の開催についての是非については13日(つまり今日)あらためて与党との協議に応じる」としているそうです。
今国会での廃案を目指すならば、協議すら論外です。
可能な方は、民主党そして小沢代表・民主党の教基法参院特委委員・民主党参院議員に叱咤激励の電話・FAX・メール・直接要請を集中するのが効果的では無いでしょうか。
大内さんと埼玉の学生さんも素晴らしい公述をされたんですね!!
絶対採決させないように頑張りましょう!
>みっちゃん(&もちろん皆さんも)
地元議員への働きかけも頑張りますね!
実は一回メールを送ったらすごい反論がかえってきたので、効果大と思います。
国会前には行けないけど、出来ることを最後までやります!
浅野公述人と朝からいました。公聴会での発言に多くの人たちの思いもこめられていたなと感じました。これはひとつのなにかに残すこともいいんじゃないかと考え、
うちらの意見を聞いてよ!12・12中央公聴会
http://www.geocities.jp/koutyoukai1212/
を作ってみました。
なにせ、ネット関係は弱いものでこのあたりが限界でした。
こちらの事情でちょっと連絡がつかない人もいて一部見れないものもありますが賛否関わらず国会は筋通せ!!と言っていきたいです。
14日は本人とまた国会周辺行きます。